愉快なサイコパス
「お前サイコパスっぽいな〜〜〜」
サイコパスという言葉が誤解して使われ一人歩きしていますが、
ここでサイコパスとは何なのか考察してみます。
サイコパスっぽい人
・平気で嘘をつく
・他人を踏み台にしたり、搾取することを厭わない
・他人の痛みを感じない
いろんな定義ができますが、これらを先天的に備わってしまっている人がサイコパスなのだと思います。
殺人者と成功者
言葉巧みに詐欺をしたあげく、その人を捨て殺害を繰り返してしまうような、大犯罪者は間違いなくサイコパスなのですが、
数々の優秀な従業員をクビにしながらも、自分の美学を貫いた商品を出し、天才的なプレゼンテーションを繰り返してきた、スティーブ・ジョブズのような時代の先駆者にもサイコパスが多いといえるでしょう。
勝ち組と負け組にサイコパス
そして興味深いのは、昔も現代もサイコパスは100人に一人くらいの割合で一定に存在するということです。サイコパスみたく危険で自分を常に大きく見せたがる人が、異性からもっと必要になれば、サイコパス人口は増えていくし、危険すぎて社会に不必要とされるのであれば、サイコパスは人類から淘汰されていく訳なのですが、増えもせず減りもせず、まるで卵の価格のように、100人に一人の一定割合で存在するのです。
そうやって歴史は繰り返す
時代を切り開くも、犯罪をするのも異端児(サイコパス)の仕業です。人間は体が弱くできている分、集団社会を形成して生き延びてきたのですが、社会の協調性には馴染めず、なおかつ攻撃性を身につけてしまったサイコパスによって、傷つけられたり殺されたりして、迷惑を被りながらも、企業や国家に革命が起きる時はスティーブ・ジョブズや毛沢東のような独裁派サイコパスによって引っ張れてきた事実があり、サイコパスなしでは人間は進化していかないのでしょう。逆にいうと、現代にサイコパスぽい人がいて、少し非常識なことをしそうならば、あまり関わらないようにして、何か面白そうなことをしそうならば、そのことは革命かもしれないので、注目してみたり、サイコパスと上手く付き合うのが、これからの新しい集団のあり方なのかもしれません。
サイコパスという書籍がオススメです