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雨の日は憂鬱

今日は、1日中雨だったので、すごく憂鬱でした。そして雨が止むと、少しポジティブになるという。そうです、天気と気分というのはすごくリンクしていますよね。

なぜ雨の日に気分が落ち込んでしまうかというのは、いろいろ科学的な原因があるそうです。

悪天候は自律神経を刺激して気分を疲れさせる

自律神経とは、私たちが生きていくうえで欠かせない機関で体温を調節したり
血圧の上げ下げをしたりなど生きていくうえで、
必要だけれども私たちが普段意識していない部分は、自律神経が司っているのです。

自律神経には、交感神経と副交感神経のふたつがあり
それぞれが必要なタイミングなどで優位になることで、体の調子を保っているのです。

この自律神経は、気圧の変化にももちろん適応しています。
私たちは低気圧なのか高気圧なのかということは一見してわかりませんが
体は様々な環境の条件から気圧の変化を感じることができます。

例えば、気圧が低くなると酸素が若干ですが薄くなり、外も光が少なく暗くなります。
さらに、耳の中にはより敏感に気圧の変化を感じる部分がありますが、
その部分でも気圧の変化を感じることができます。

こういった条件から、体は気圧が低くなったことを感知して
自律神経の内、副交感神経(体を休めたいとする神経)が優位となるのです。

本来、交感神経と副交感神経がうまくバランスを取り合って、精神がうまく保たれるのですが、副交感神経が優位になると、

体は疲労を感じやすくなったり眠気を感じたりするのが特徴ですが、
それだけではなく気持ちも落ち込んでしまうことがあるのです。
これがまさに、低気圧の際に情緒不安的になってしまう理由なのです。

 

体の細胞や血管を膨張させる

雨の日には体の細胞や血管が膨張します。

高い山に袋のスナック菓子を持って上がると中の空気が膨張してパンパンに膨らむ、という話を聞いたことがあるでしょうか。あれは地上よりも山の上の方が気圧が低いためです。地上の高い気圧に抑えられていたスナック菓子の袋の中の空気が、山の上に行くことで抑えられる力が弱まり、膨らんだ……というイメージです。

そして、雨の日=低気圧の日には、これと同じことが私たちの体にも起きています。つまり、天気のいい日=高気圧の時にはちょうどいい具合になっていた細胞に含まれる水分が、雨の日=低気圧の時になって膨張するわけです。もちろん目には見えませんが、これが原因となって、体のあちこちに不具合が出てきます。

あと、血管も膨張します。すると、何が生じるかというと血圧が下がり血流が悪くなり、頭痛やめまい、喘息といった症状になります。

上記のように悪天候が体や心に悪影響を及ぼすのは、気のせいではないようです。いずれにしても雨や低気圧のときには仕事を頑張りすぎないなど、タイミングを意識したセルフケアが大事になってきそうです。