そんな言霊

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いつも心にカラ松を

すっかり春めいてきました。

自分はアニメは基本的にアニメはあまり見ないのですが、おそ松さんだけは大好きです。

以前に『平成おそ松くん』という出っ歯のイヤミが主人公で、いつもイヤミが悪巧みを考えるが、最後は天罰が下るというアニメがあり、そちらもよく見ていたのですが、『おそ松さん』は一転して、個性をつけた六つ子の下らない掛け合いがメインとなっております。とまぁおそ松さんについて語るのはそれくらいにして、

おそ松さん第2期放送決定ということで、非常に楽しみにしているのですが、第1期のトド松との釣り堀にて、

カラ松「釣れない」

トド松「何、つけてんの?」

カラ松「手紙」

トド松「なんで?」

カラ松「魚に愛をしたためた。」

トド松「バカなの!?」

カラ松「花束の方がいいか」

トド松「やめよう!ナルシスト通りこしてサイコパスだよう」

というなんとも訳のわからないやりとりがあるのですが、果たして松野カラ松はサイコパスにあてハマるのでしょうか?

 

僕からみてカラ松はサイコパスとは正反対のような人間なのではないでしょうか?

サイコパスとは他人の気持ちに対して何も感じなくなってしまう状態なので、それに対してカラ松は全てに対する愛が強過ぎて可笑しな(例え相手が魚であっても)振る舞いをしてしまうという、自己愛パーソナリティ障害なのではないかと思うのです。

 

サイコパスが自分の胸ぐらを掴んだ兄弟を帰る時おんぶするでしょうか?風邪をひいた兄弟のため天然水を南アルプスまで取ってくるでしょうか?間違ってカラ松の服を着てしまった一松を必死の演技で庇うでしょうか?

しかし、この優しさはどこからくるのでしょう?

監督の藤田さんによると「カラ松は優しいんじゃなくて、優しい自分に酔っているただのナルシスト」藤田監督にまで、カラ松以外の兄弟のように、少しディスられています。しかしそうでありながら、かっこつけるべきではない所でも、他の兄弟に優しくしています。空気が読めなくても、もしかしたら怒る方が得なところでも、まったく怒らずに、つまんないギャグを繰り広げながら、決して他人を責めることはありません。

 

これくらい自信をもって優しくしよう

他人に怒らないというのは自分に対しての甘さもあるのかもしれませんが、カラ松は平和主義者なのでしょうか?

ザ・ハイローズではないですが、どこかに労いの言葉などを期待する優しさは敗北に似ていて、そこには愛もなく、見返りもなかなかないでしょう。から松のように根拠のない自信に満ち溢れ、冷たくあしらわれても健気に優しさが振る舞える強さがほしいものです。