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スーパーの優位性てなんだろう?

小売系の革命的なニュースが多い

以下2記事

netshop.impress.co.jp

 

news.livedoor.com

 

よくIT革命って雇用が失われるという批判や指摘があるけど、その通り!それの何が悪いの?by 堀江貴文

 

スーパーマーケットは便利なので、よく行く。

しかしスーパーマーケットの優位性というものがよくわからなくなってきている。

 

具体的にスーパーのシステム化を考えると面白い。八百屋や魚屋が切った段ボールに赤マジックで書いていた値札はパソコンで作られ'POP'という名前になる。八百屋が商品を新聞紙にくるんでいた梱包と、青い小さなカゴに小銭やお札を入れて、暗算してお会計をしていたものは、 'レジ'という形になって、接客人員と会計との分業に成功した(レジ袋を取っ払い、エコバックを持って来させている姿は、スーパーが商店に戻っている感じですね)。

 

元々のスーパーマーケットが乱立していた時代のビジネスモデルとは、

上記のようなシステムで効率化し、クリンリネスを徹底して、きれいな陳列、明るい照明、元気な接客で、お客様に安心かつ迅速な買い物を提供する。つまり商店街の商店の進化版としてスーパーマーケットは地域に根ざし、商店に買いにいくお客様を常に奪って、確実に利益を稼いできた。

 

しかしいつのまにか、ここ20数年間で店を畳むスーパーが多くなっている。スーパーのデメリットといえば、店員の態度や接客が杓子定規で商店に比べて、あまりコミュニケーションや触れ合いが少ない。効率化をかなり意識しているからだ。しかし、そんなに杓子定規ならWEBで買い物した方が楽だし早いじゃんという消費者が多く、加工品の消費はかなりWEBに食われてしまった。生鮮品はどうだろうか?自分は野菜や肉・魚くらいは目で見て食べたいと思うのだが、もしかしたら一人くらしの人の多数やご老人はあまり気にしないかもしれない。すると生鮮品までアマゾンフレッシュのようなWEBサービスが台頭する可能性がある。5パーセント売上が落ちると、たちまち赤字になってしまういうスーパーマーケットの性質上、かなり厳しい現実だろう。

 

WEBが台頭している話ばかりしていたが、商店も頑張っている。近所でいうと道の駅の『彩菜みまさか』や『真庭市場』など産地直送や個人農家野菜で、品揃えにこだわり、毎日大盛況である。レトロ感を出したり、スーパーの効率化ではなせない品揃えを作ったりすると、商店でも小さなスペースで効率よくスケールしているみたいです。

 

人々がクリンリネスや店舗内システムに飽きてしまったいま、スーパーは重ね重ね頭を振り絞らなきゃいけないので辛いなぁと。なぜなら売上の下げを食い止めるべく工夫しなきゃいけないからです。

 

スタートがポジティブな所から工夫するのに比べて、ネガティブな所からスタートするのは5倍くらい疲れが大きいと思う

 

便利に使いながらも買い物しながら、あまりエコバックに入れる量も減っている、今日この頃。