黄砂に吹かれるアトピー性皮膚炎
アトピーにはつらい季節だ。
えっ何がつらいの?
冬の乾燥の時期が終わり、花粉のピークも終わる。しかしもっとひどい外敵がある
黄砂
そう黄砂!皮膚科の先生に聞いても花粉よりも圧倒的に厄介らしい。その黄砂、すなわち黄色い東アジアの乾燥地帯の砂塵が直接、体の中に害があるのでしょうか?中国が共産主義でまだ全然経済発展していない頃に日本に飛来してきた黄砂はただの『黄色い砂』なので、体にとって有害なのではありません。だから工藤静香も『♪黄砂に吹かれて〜〜〜』とか黄砂を幻想的で爽やかなものとして、歌いヒットを飛ばしていたのですね!
しかし今は平成29年。中国では工業化によって工場が乱立し、化学物質や小さな金属片(ニッケルなど)まみれの黄砂が、偏西風にのって、日本に一番やってきてしまうのが、この時期になるのです。空気に混じった化学物質だと、ちょっとずつ体に入ってまだ楽なのですが、黄砂だと群をなして風に乗ってくるので、そのまま口や鼻に入ってしまうと、大量に化学物質や金属片が体の中に入り、アレルギー反応を起こしてしまいます。
なので、この時期にアトピー性皮膚炎じゃなくても、体が痒い人は多いのではないでしょうか?自分はついこのあいだまで重度のアトピーだったのですが、アトピーが何がつらいかあるあるネタをいうと
・ズボンを脱ぐと、パサパサの粉が雪のように舞う
・起きている時痒みを我慢してストレスになる
・寝ている時にシーツが体の汁や血が(時には大量)ついたりして、自分がなぜこんなひどい体なのか罪悪感になる。
・冬に体のいろんな所が切れる
・これ食べたらいけない、あれ食べたらいけないと食べ物に対して不信感がつのり、ストレスになる。
・外見に自信がなくなる。
とかなり悪いことづくしです。ですが、ですが!
アトピーを理由に何か行動を起こさないとかネガティヴになるのは大間違いだなぁ
アトピーでも、有名人でいうと、政治家の河野太郎さん、芸人のホリケンさん(ネプチューン)、麒麟田村さん、俳優の保阪尚希さんなど、アトピー持ちでありながら、頑張って成功した人は多く、治療することも含めて、どんな病気でも抱えんこんだ自分を受け入れつつ前向きに頑張るしかありません。アトピーあるあるでも書いたように、確かにつらすぎる病気ではありますが、アトピーを言い訳にして、自分をふさぎ込むというのは、自分に逃げているだけで、まさに、今までの自分がそうだったので、これからはそんな気持ちにならずに生きていかねばならない、
うん、そうだ!いけない!!